KAZIKI-CGC’s blog

車両について色々と語ります

【WoT】SU-122-44の運用の手引き

 はいどうもKAZIKI-CGCです とりあえずこれを見てくれ、こいつをどう思う?

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 うんまぁ見づらいのは勘弁しちくり 何が言いたいかっていうと

 

ASIAサーバーにて2018/12~2019/11までの12カ月、
SU-122-44で一位を取り続けました
ついでにこの間すべてを含む計815戦連続で優等100%でありつづけました

 

(この後更に追加で1年、計24カ月連続の1位を達成しました 25カ月目はダメだった)
https://twitter.com/KAZIKI_CGC/status/1333616096717389825
(優等100%は1300戦連続を突破して記録更新中)

 

 うんやばいね変態だね。実際割とよく行くDiscordの鯖にこれ貼り付けたら「こわ」「おばけだ…」とか若干引かれた

 というのはさておきとして。今回はいろんな方のWoT関連のブログを見てて書いてみたくなったので書いてみようと思いまして
 今回は「SU-122-44の運用の手引き」について解説?していきやす
 前置き長いとアレなのでさっさと解説始めましょ

 


1.SU-122-44とはどんな車両か?

~駆逐戦車の分類について~

 まず、駆逐戦車には大きく分けて4つの分類がある

 

駆逐戦車     (基本的なもの 汎用的な装甲と足回りで狙撃するのが役割)
駆逐戦車     (装甲がかなり厚い 重戦車の役割を担う駆逐戦車)
駆逐戦車     (装甲が榴弾でズボズボな特に狙撃特化した駆逐戦車)
LTもどき駆逐戦車  (ごく少数存在する開幕LT運用も視野に入る駆逐戦車)

 

 特性が重複する場合もあるけど大体はこれに分類できる。
 これプラス「砲塔もち」「榴弾砲」「オートローダー」とかの特殊な要素がつく奴もいて、そこでおおまかな性能諸元が完成。これプラス性能的な特徴を考慮して運用方法を決める訳で
…この辺に関しては別途記事として書きたいな

 

 これのパターンで定義するとSU-122-44は「中駆逐戦車」に分類される。
 詳しくは後述するけど、この車両は基本性能が一部ぶっ飛んでいるだけで機能的な特性を持っている訳ではないのでこれだけとなる。

 

~細かい特徴について~

 

 まず長所と短所を確認しよう。どんな戦車でも細かく性能を見ていくと良い。
 ここでは平均的な駆逐戦車に準ずる性能に関しては記述しない。

 

 長所
・単発が高い
・DPMがぶっ壊れ級に高い 
・旋回が速い
・中駆逐の中では装甲が厚め
・隠蔽が高い

 短所
・精度がかなり悪い
・絞りがかなり遅い
・貫通が低い
・俯角が微妙
・視界がめっちゃ短い

 

 …書き出してみて思ったけどこいつかなりピーキーな性能してない?
 長所から一つずつ確認してみよう。

 

単発が高い
 名前の通り122mm砲を搭載しており、単発火力は390と高い。
 同格駆逐と比較すると、15榴を積めるSU-152(AP・HEAT単発700)と、このTierで12.8cmを引っ張り出してきたSt.Emil(AP単発490)に次ぎ3位タイ。

DPMがぶっ壊れ級に高い
 めっちゃ高い。戦友・食料・装填棒・換気扇で3695とTier7にあるまじき頭おかしい数字になる。
 ISU-122SとSU-152(122mm)はこれより高くなるが、あちらが比較的鈍足なのに対してこいつは高い機動性を誇るため、活かせる機会はあちらより多いハズ。
 ちなみにうちの122-44はフルボンズ+換気ディレクティブでDPM3900になった

・旋回が速い
 カタログスペックではE25に次ぎ単独2位…なんだけど、出力重量比のせいか実際の旋回性はT-34-2G FTの方がほんの少し高いのと、車体旋回早いくせしてすげぇ小回りの利く全周旋回砲塔を持つSteyr.WTって奴が居るので実際は4位
 それでも早いことには変わりなく、ISU-122Sとは決定的な差となる。

・中駆逐の中では装甲が厚め
 同格の中で対抗馬となるのがT-34-2G FT、JagdPanther、T25 AT、AMX AC 46あたりになってくるのだが、その中では最も装甲が信頼できる。
 でかい弱点もなく、防盾もかなり硬いのでハルダウンや昼飯で割と弾いてくれる。
 Tier6戦車にオラつけるのは大きな利点。なおこの中では側面も一番硬い。
 ちなみにSU-100M1は脚は速いけど運用は重駆逐寄りになるので中駆逐分類にはしてないゾ

・隠蔽が高い
 Tanks.GGで比較できないので細かい順位付けは面倒だからしてないが、かなり優秀。
 特に発砲時の隠蔽が高く、この点に関してはかなり信頼がおける。15mルール使用時にバレにくいのは大きな長所になる。

 

 とまぁこの辺が長所、問題は短所である。

 

・精度がかなり悪い
・絞りがかなり遅い
・貫通が低い
 おそらくこの戦車最大の欠点。最終砲候補の中で比較すると、精度はSU-152の15榴に次ぎワースト2位タイ(0.41)、収束時間は15榴とT-34-2G FTの122mm砲に次ぎ微差でワースト3位タイ(2.90s)。
 そのくせAPCRの貫通が217と、つい先日実装されたSuper Hellcat(APCR:207)が出てくるまではワースト1位タイだった。最近はTier9戦場を殆ど見なくなったのでまだマシではあるが…
 これらの要素が原因で、そもそもちゃんと強化しないと命中率/貫通率はかなり低くなる。加えて安定して命中させるにはある程度接近せねばならず、それは同時に大きなリスクでもあるので注意せねばならない。
 余談だが地味にAPCRの弾速が1000m/sと同格のAPCRの中では最遅レベルなので注意

・俯角が微妙
 俯角は-4°取れる…が、これも同格中ワースト1位タイの数字で、俯角が狭いのが苦手な人からするとかなり苦戦する要因かもしれない。
 砲の位置が低め、かつ前部戦闘室なのでまだ楽な部類。

・視界がめっちゃ短い
 なんと330mしかなく、これは自走とEBR.Hotchを除くすべてのTier7と比較してもワースト1位タイ。これに関しては対策するか否かでかなり意見が割れる要素だ。
 詳しくは後述する。
 

 

総合して、「戦場を駆け巡りダメージを吐く事に関しては最強格だが、ちゃんと抜けるか、そもそも当たるかどうかが課題」という車両となる。

これらを踏まえ、戦闘の前準備と移ろう。

 


2.戦闘の前準備

自分の今の構成はこんな感じになっている。フルボンズ拡張なのは無視してOK。

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~拡張パーツについて~(拡張パーツ2.0以前)

  この車両での拡張パーツ選択は実質二通りと言って良い。

 

①上記画像のように完全火力特化 (ラマー・ガンレイ・換気扇)
②クッソ短い視界を補う万能強化 (ラマー・レンズ・ガンレイor換気扇)

 あまり運用上マッチしないと思うけど②に関しては双眼鏡を積む場合もあるかも…?

 

 これは好みや運用方法によって変わってくるだろう。自分に関しては殆どの戦車で視界が短くても一切問題ない人間なのでを選択した。

 に関しては視界の短さで難儀する人向けだろう。自分しか敵を見る事ができない状況には対応しやすくなるものの、素の視界が滅茶苦茶短いので強化量は相対的に低くなる。
 おまけに「装甲・DPMを下げた代わりに視界を大きく伸ばし、低貫通という欠点を克服した」ともいえるジェネリック122-44T-34-2G FTも登場したため、差別化を図るならこちらは推奨しない。
 逆にT-34-2G FTで①の構成だとSU-122-44の劣化版になりうるため、こちらは②推奨。
 双眼鏡の搭載で視界が500mを超える他、運用上の相性も◎なのでレンズより双眼鏡でいいかも。

 


 (以下2020/08/31追記)

 一方、拡張パーツ2.0の到来で様々な選択肢が生まれた。

 足を速くしたり、耐久を増やしたり、常に隠蔽を良くしたり…
 効果も様々なので、追加されて搭載できる中で実用範囲/非実用範囲を分別しようと思う。
 あくまで自分が推奨するか否かという話であり、「搭載して遊ぶ分には否定は一切しないうえ、そこの楽しみを制限したい訳ではない」という事は留意いただきたい。

 

・実用範囲の新パーツ


①改良型旋回機構
(旋回性+10%・旋回時拡散-10%)

 駆逐でも拡散をある程度小さくできるようになったのは非常に大きい。旋回性はオマケ。
 ガンレイと比して偏差や振り向き撃ちの精度が上がるようになる…が、実はSU-122-44はそこまで拡散が悪い訳ではないためどちらを選んでも大して変わらないハズ。
 どちらも試してみて、自分に合う方を選ぶと良いだろう。
 換気扇をコレにするという手もあるが、その場合絞り切りの精度や視界等が落ちるため要相談。正直接近戦する分には必要十分な砲拡散のため、そこまでしてあげる必要は無い気はする。


②改良型照準器(照準サークル-5%)

 絞り切りの精度を向上させる。
 そこの精度がネックになりがちなSU-122-44的には搭載の余地はある。
 だが上昇はせいぜい0.02ほどであるため、コレを積めばめっちゃ当たるようになる!という訳ではなさそう。
 置きエイムを徹底し、絞り切って撃つ自信があるなら一考の余地アリ。

 

③改良型装甲材(車両HP+8%・サス耐久+50%・サス修理速度+20%)

 耐久が70上がって履帯が切れにくくなり、その修理速度が上がる。
 元の耐久が低いことから増加量も低すぎるため、あえてこれを積む理由は薄いが接近戦で受けられる弾数が増えるのは魅力。
 昨今のTier8戦場に放り込まれる事が殆どを占める環境を考慮すると微妙なものの、格下・同格へのゴリ押しがより安定するのは中々の強み。
 そこまでオススメはしないが十分実用範囲にはある。

 

・非実用範囲の新パーツ


④改良型モジュール構造
(修理速度+25%・弾薬庫+エンジン+燃料タンクの耐久性+100%&中破時のペナルティ-50%&火災発生率-50%&このうち一つを一度だけ大破を防ぐ)

 いらない。
 モジュールが壊れやすいHTだと驚くほど壊れなくなるが、元々耐久が少ない駆逐戦車で詰む意義は無いに等しい。

 

ターボチャージャー(エンジン出力+7.5%・前進速度+4km/h・後退+2km/h)
⑥追加グローサー(旋回速度+15%・速度維持性能+10%)

 いらない。
 はHT・MTに積む分には強いものの、SU-122-44ほど機動性があればそれを強化しなかったからと致命傷になる事はほぼほぼありえない。上昇分の機動力は判断速度で十分カバーできる範疇なので猶更いらない。
 後退速度の上昇は嬉しいが、それでもいうほど上昇しないためこれに命を救われる事も殆ど無いハズ。
 は効果が限定的すぎる。改良型旋回機構が旋回+10%(火力スロットに入れれば+12.5%)というオマケがあるのを考えるとそっちで良い。
 あと元々旋回が速く、かつこれを使った所でNDKに対応できる敵の数が格段増える訳でもないためそれ以上増やす必要もない。

 

⑦消音排気システム(隠蔽性+5%)

 絶対にいらない
 移動時含め隠蔽に5%加算される。また発砲時隠蔽補正にも+2%ちょい入る。

 はっきり言って、この戦車ほど隠蔽がある場合その程度なら限りなく誤差に等しい
 LTは茂みが無い状態の隠蔽も重要視されるため搭載の余地はあるものの、駆逐は動くにしても遠距離が基本であり、敵に接近する時も遮蔽を使うのが前提で、近距離戦時は露見前提なので活きる場面が文字通り皆無。

 駆逐の場合、Grille 15のような最大強化でも隠蔽が低くもどかしくなりがちな奴や、走り偵で本職LTに視界・隠蔽勝ちしようとかいう狂気のE25やKanJPzを作りたい場合は選択肢になる。

 

 ↑以上追記文おわり

 


 

~弾配分について~

 3200戦ほど使ってきて一番安定したのは「AP:6/APCR:25/HE:4」だった。

 いかんせん弾数が多くない上に貫通に乏しいのでどうしてもAPCRを大量に使用する。金を可能な限りケチれないかと試して、最大限ケチって安定したのがこの配分。
 HEはAPCRでも貫通の見込みがない相手・激薄装甲の車両に放り込む。埒が明かない場合はこれ投げとけばOK。4発が丁度良かった。

~消耗品について~

 まず食料は金の許す限り積んでおきたい。長所と短所が両極端なこの車両にとって、特徴の強化や弱点の補助になる食料はかなりのキーアイテムとなる。
 その分消火器を乗せられなくなるが、そこは心配であれば消火ディレクティブを積むと安心。自分みたいに消火スキルが割と充足しているのであればそこは別のディレクティブを積んでも良いだろう。

 修理・救急キットに関しては……ランダム戦を41kしてきた割には(大)を集団戦以外で常備したことがほぼ皆無なので何とも言えない。費用対効果は悪くなるが、使えるなら使っとくという気持ちで良いのではなかろうか。

 

~搭乗員スキルについて~

 とりあえず第六感は最優先として、それ以外はカモ、育ったら戦友に置き換えしつつ再度カモ、その後に修理とかをつけていけば安定。この辺は一般的な駆逐と大差ない。
 弾薬庫保護は修理より優先してもいい。
 レナリが入ってないやん! ……アドレナリンラッシュは刺さると楽しいので余裕があったら入れよう。

 


3.実際の運用

 えーー…これどこから書けばいいんだろ

 とりあえず、この戦車はおおまかには駆逐戦車の常識に沿って運用すれば問題ない。それに加えて運用を工夫することで戦果が爆発するようになる。

 ここでの解説は15mルールに関しての知識や、一般的な駆逐戦車がどういう役割を持つのかを知っている事を前提とするので、総じて中級者以上向けの解説になるのであしからず。

 だがその前に…

 


3-A.駆逐戦車で稼ぐ上でやってはいけないこと

 

 はい。これはSU-122-44に限らずよほどの車両でない限りやるべきでないことである。
 自分の中では至極当然の事だけど、周囲見てる感じそんな気配がないので一度周知させたいと思う。少なくともあらゆる駆逐戦車に当てはまるので注意すること。

 それは……

 

 

「開幕で自陣側のMAP端・MAP角で芋るのは"よほどの事"でない限りするべきではない」

 

 

 ってことである。HA?って顔する人も居るだろう。

 勿論例外もある。狭いMAPではそもそもMAP端にしか狙撃できるポジが無いこともある。ツンドラ北側やエンスク南側は特にそうだ。
 それに、Grille 15やFV4005など被発見=被撃破、というような車両でもやむを得ず使わざるを得なくなる場合も多い。だがこれらはいわば「車両性能によるポジションの縛り」でもある。その縛りが強いほど「よほどの事」になるのには留意してほしい。

 逆に、それ以外で自陣側のMAP端or角が開幕から終盤まで強い所は「レッドシャイア北側のB-9」「プロホロフカの線路の上」辺りくらいしか思いつかない。序盤の布陣次第では強ポジになりうるかもしれないが、ここは開幕においては"何もしてない空白の時間"が生まれやすいポジであるのだ。

 

 少し詳しく話そう。第一に、駆逐戦車の仕事は「芋」だけではない。

 そもそもの話、「芋」の定義とは何かを考えてほしい。
 自分は「味方を撃ちに出てくる敵を撃てるバックアップポジに居座る事」であると思う。それは駆逐戦車であれば至極当然の話であり、適材適所の仕事の場所でもある。

 では、駆逐戦車で効力射が安定しなかったり、勝率が低かったりする人は総じてどういう傾向があるのか。簡単な話だ。芋しかしないのだ
 戦線を上げるのに参加せず芋ポジを探したり、何も出来てないのにワンチャン賭けてそこに居続けたりするからへなちょこ戦績で終わってクソ芋と言われるのだ。

 

 駆逐に乗るのが上手い人は大体そうだと思うのだが、少なくとも自分は

芋る」→「旨味が無くなったら見切りをつけて移動する」→「新しい場所で芋る」or「前線の殴り合いに加わって殲滅を急ぐ」or「倒すべき敵を強引に倒す

 という思考をしている場合が多い。ちなみに二番目にある「旨味」とは、ダメージを与える事以外にも「体力を不必要に削られない」ということも含まれる。無駄に体力を失ったらその時点でマズ味になる。それでは判断としては既に遅い。

 一応、旨味が無くともそれ以外の場所がもっとマズ味であるなら芋ったほうが有益になることもあるのでそこはケースバイケースだ。

 上の一連の動作があらゆる駆逐戦車に求められる基本的な思考であることをここで前提としておく。

 

 さて。話を戻すが、改めてなぜ「自陣側のMAP端・角によほどの事でない限り開幕で行くべきでない」のか。

 戦闘が始まっておおまかな陣形が組まれる中で、状況次第で少なからず「自分の車両がぶっ刺さる場所・時間」というものが生まれる。駆逐戦車での稼ぎはそれを如何に察知して的確に高火力をぶち込むかですべてが決まるといっても過言ではない。

 なので、主戦場から遠くなる事が多いMAP端に初動で陣取ると、次のアクションを起こしても的確なタイミングでぶっ刺しにいけないことが多くなる

 この自分の車両がぶっ刺さる場所・時間というのは決して長いものではない。これは下手にスカすと戦況の上で致命的になりかねない。

 

 これらの理由から「開幕で自陣側のMAP端~角で芋るのは"よほどの事"でない限りするべきではない」という結論に至るのである。

 

 長々と書いたが、これは一つの駆逐戦車としてのタブーとして覚えてほしい。中盤以降で使う分には問題ないので、そこを見極められるようになると駆逐戦車は楽しくなるだろう。

 


 

3-B.SU-122-44の立ち回りについて

 今度こそSU-122-44の話に移ろう。大体は上記した基本的な思考にのっとって動けば問題ない。では、この車両にとってぶっ刺さる場所・時間はどこか?というのをここで解説する。

1.一方的に吐き続けられる場所

 これは非常に簡単な話である。DPMがTier不相応に高いのだから、連続して単発390を撃ち続けられる場所はこの車両にとって最高の居場所だ。
 だが、簡単にそうさせてくれる場所は少ない。ではこの状況を作り出しやすい場所はどこだろうか?

 答えは「穴場的なポジ」である。
 隠蔽が高いので、遮蔽や茂みがなくとも多少距離があれば移動中に見られることは少ない。茂みに入れたら、敵との距離が近くてもそこで15mルールを使いながら撃てば、殆どの場合見つからずに攻撃し続けられる。茂みが無くとも距離次第で野ざらしで撃ち続けられるポジも存在する。

 場所の例は「高速道路の中央道路付近」「ムロヴァンカのF1家屋の横(南のみ)」「ミンスクの中央」「プロホロフカの中央」「ストゥジャンキの中央」などが挙げられる。

 

※投稿時点での強ポジです。2023年現在、ムロヴァンカのポジミンスクのマップそのものが消えてます

 

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↑ムロヴァンカF1の狙撃ポジ。画面には映っていないが、この近辺で一番北にある家屋の横を使っても強い。
ちなみに右にある木は倒せたハズだが倒せないようにサイレント修正されてた。何故…←なおってました

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↑ストゥジャンキ中央の狙撃ポジ。TierTopならHライン沿いに開幕で入ると強い。決め撃ちに注意。

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ミンスク中央の狙撃ポジ。東・西端に敵が詰めてきた時に行くとめっちゃ吐ける。意外と見つからない。

2.最前線を押し込む時の横槍

 これは主に支援していた側の味方が殴り合いを制した時に、下がってきた敵を遠距離から撃てるようにする、または密かに最前線に行って遮蔽を利用しつつ敵の横へ接近してひたすら撃ちまくるというケース。

 状況次第でポジが変わるのでどういう射線の通し方が最も吐けるか、というのを深く考えて的確に実行できればかなりダメージが期待できる。
 少々強引にでも倒すべき敵が居るのであれば多少の被弾は厭わないほうがいい。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm35546352

↑敵の注意が向きづらい所から急襲、HTにぶち込み放題になった戦闘の動画

3.孤立した同格~格下車両の蹂躙

 この車両は一般的なTier6の弾なら普通に弾くので、持ち前のDPM・旋回性を活かして敵を強引に叩き潰す手法が手っ取り早い事も多い。

 練習は必要になるが「撃たれるタイミングで車体を捻って弾く」「密着して防盾に撃たせる」という芸当も可能。自分が撃てるかはともかく、ハルダウンで敵の攻撃を誘発するのも手。

 ただし、これには相応にリスクがある。

 接近戦中は基本的に動きが止まるので狙撃からは無力という点、旋回が速いとはいえ硬地盤でなければ軽戦車相手だとNDKされかねない点、弾かれるとそれだけで計算が狂う点、自走にスタンを入れられるだけで非常に危険な状況となる点…これらを総じて問題ないとしたときに殴り込みに行くと失敗しにくい。

  履帯ハメで殺されても元も子もないので、敵の種類や味方の数、修理キットのクールダウンも考慮する必要がある。上手くいけばこれ以上なくぶっ刺さるが、ご利用は計画的に。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm31808327

↑今まで乗ってきて格下の蹂躙が一番ぶっ刺さった戦闘の動画

 

4.二発圏内で確殺できる敵の絶殺

 高い単発火力と発射速度を両立しているため、残耐久700程度の敵であれば先手を取れたら1発(低単発・高レートの場合は2発)貰うだけでほぼ確殺可能。

 この「最低1発受ける前提の確殺範囲」の広さは非常に大きく、上記したように殴り合ことで同格・格下相手だととんでもない強さを発揮する。
 特に格下MTは殆どが二発で沈む(ver1.9にてそうでなくなった)耐久が少なく確殺範囲に入りやすいので、積極的に殺しに行ける機会が出来る。
 格上であっても装填速度が7秒以上かかる車両も珍しくないので、相手と隠れるスキを与えない状況次第では有利に活かせる。

5.ヒットアンドアウェイ

 滅茶苦茶単純だがかなり大事。
 どうしてもぶっ壊れDPMに目が行きがちだが、単発火力がしっかり確保されているので見つかる覚悟で撃ってすぐ下がる、という至って普通の事をするだけでもいいダメージ収入となる。後退は駆逐戦車相応に遅いので「下がるまでに撃たれないか?」「下がるときに弾けるか?」といったことを考えながらするべし。

 なだらかな稜線だと俯角の小ささから想像以上に乗り出している場合もあり、見つかった後安全に下がり切れないケースもあるので地形には気を付けること。

 


 

以上、とんでもなく長く書き連ねたが細かいSU-122-44の運用の手引きである。
122-44のみならず、他の駆逐戦車に流用できるノウハウも多いので何かの参考になれば幸いデス。
細かい質問あったらリプでもDMでも投げてもらえれば返答しますのでその辺はお気軽にどうぞ。

ではお疲れさまでした_(:3」∠)_