ユニカムになってわかったこと
なんか最近色々と思った所があったので書きます
自分は今年の三月にWN8でWoT Labs基準のユニカムになりました
(2019/03/16時点のスクショ)
それから二カ月ほどプレイし続け、今はとりあえず直近WN8は3400~3650、直近勝率は63%くらいあります
しょっぱなぶっちゃけます
これ言うと炎上しそうですが、このユニカム基準を目指したくて約20k戦の間、勝率を一切気にせずWN8(ダメージ+キル)だけを意識して遊び続けていました。(優等も気にしてた)
…マジで怒られるよねこれって思ってるけど本当に勝率はどうでもよくて、とにかく自分がダメージ出すことだけを考えてきた訳ですね(でもあえて負けようとは一切思ってませんよ?てか思うわけないだろJK)
最近、色々な記事やツイートを見たことをきっかけにその間のことを考え直して、気づいたことがいくつかありました ので記事にしようと思ったわけです
気づいた事は以下の通り
①「勝利を捨ててWN8・優等を稼ぐ」ということはできるのか?
②ユニカムになるとどれくらい自走に粘着されやすくなるか?
③XVMの有効活用法
④勝率を上げるにはどうすれば良いか?何を練習すれば良いか?
一応ですが、自分がこのゲームが上手いのは間違いないけど言ってる事が100%正解である確証はありません。一つの経験からくる情報だと思ってくださいまし
注:ここでの直近WN8は「直近1000戦の平均WN8」を指します
稀に「直近60日のWN8」で見る場合もあるので一応
1 . 「勝利を捨ててWN8・優等を稼ぐ」というのはできるのか?
これを考えることになったきっかけは、「反XVM・WN8」と言ってた知り合いがどういう理由でそう思っているのかを聞いてみた事だ。
曰く、「WN8のために勝利を捨てていく奴らが嫌い」という事らしいが、WN8のために勝率を一切無視してきた自分にはこれは不可解だったのだ。
不可解に思った理由としては、直近WN8が2800を超えたあたりから勝率がだいたい60%で安定したからである。この傾向は今でも続いている。
勝利を諦めて稼ぎに入る、いわゆる負け確状態の時にできる限りダメージを稼ぐケースのことを言っていないのであれば、ここでの「WN8のために勝利を捨てていく奴ら」はおそらく開幕から勝利に貢献せず、最後でがっつり稼ごうとしている人のことを指している。
そして、本当にそういう人は居るのか。そういう事をして稼げるのか。
答えは「どちらも100%ありえない」である
先に詳しい自分のケースを上げていく。
日によってWN8・勝率のブレはあったが、直近WN8が2800~3100であった間の勝率は60%に±1%くらいで殆ど安定していた。3300を超え始めたあたりからはもう少し上がるようになったが、目安としてはこんなものだと思う。
とりあえずダメージを、とにかくダメージを…と考えてプレイしていった20k戦の間、この2800~3100という期間は非常に長かった。長い間WoTLabsとにらめっこを続けていたのでこの勝率の情報は間違いない。
少なくとも、"自分のダメージの伸ばし方"ではこれだけ出せば自然と勝率も伸びることがわかる。
(色が濃い紫になるのはWN8が2900~なのに対し、勝率は65%~であることを考えると自分の勝率は低いような気はするが、それでも15対15のゲームにおいて約1/5の戦闘は自分ひとりの力でキャリーしていると思えば悪い数字ではないと思う)
では、今度は勝った時と負けた時のWN8について調べてみよう。
「キャリーしたのに負けた」「なんもしてないのに勝った」というのは15vs15というマッチングの都合上よくある事である。ではそれも含め、自分の直近1000戦のうち、「勝ち100%の車両の平均WN8」と「負け100%の車両の平均WN8」を比較してみる。
結果は以下の通りになった。
直近1000戦 : 平均WN8 : 3463 勝率63.56%
勝ち100% : 37戦 平均WN8 : 3216
WN8内訳 5000↑ 3回
4000~4999 7回
3000~3999 9回
2000~2999 8回
1000~1999 9回
999↓ 1回
負け100% : 26戦 平均WN8 : 1804
WN8内訳 5000↑ 0回
4000~4999 1回
3000~3999 2回
2000~2999 10回
1000~1999 3回
999↓ 10回
(複数回勝利/敗北しかしてない車両は、その車両の平均のレートを複数回分カウント)(1000戦で数回しか乗らないような連中だから平均WN8が低くなるのはしょうがないね)
少ないデータという事を加味しても、明らかに勝てる戦闘のほうがWN8が稼げていることがわかるだろうか。
あと、体感ではあるがXVMで全体のレート眺めていると「WN8の色に対して勝率が高い人」はいても「総合WN8がユニカムなのに勝率が妙に低い人」は見たことが無い。これがすべてを物語っていると思う。
結論として、「WN8を意識して、それを稼いでいれば必然的に勝率も上がる」ということから、逆に「しっかりダメージが取れれば意識せずとも勝ててしまうので、"WN8のために勝利を捨てている奴"というのは構図上まずありえない」ということが言える。
もしレートのために勝利を捨てている人がここに居るのなら、それは超非効率だし最早トロールである。今すぐにでもやめなさい。
そして「WN8のために勝利を捨てる奴」というのはあなたの空想上のモノで、そう思えるような動きをしてる奴はただの下手糞か初心者である。
以上が一つの俗説に対する自分の意見である。
これは「WN8」という単語を「優等」に置き換えても言える。一番最後にも言及するが、勝ちたければダメージを稼ぐ腕を上げるのを勧めるぞ!
2 . ユニカムになるとどれくらい自走に粘着されやすくなるか?
これ割と面白いんじゃないかな
いわゆるレートを見て粘着してくる自走がどれだけ居るのかって話で、だいたいXVM基準の青~紫の人によく発生するって言われてるアレ。
腕関係なしに狙われやすい車両(S.Conqなどの自走で焼くのが有効な車両やCW報酬車両、OP車両、日重など)は多少はそういうモノだとして、「明らかに当てやすい対象・狙うべき対象・複数枚スタンが期待できる対象よりも何故か優先される」「バレる度に狙われる」というのはよく聞く話である。
注:この項と次の項の色表示はXVM基準(2020/05/25時点、2418~3272が青・3273以上が紫)での話です。
「青はユニカム、紫はスパユニ」という解釈でいいと思います
また、XVM無しの自走による粘着はここでは考慮しません
自分の経験だと、Tier6前後で自分だけが緑とかの状況で粘着されることはよくあった。
明らかに狙われすぎで、敵自走にXVMがついていた場合は色による粘着自走という事でほぼ確定と見てよかった。
では、青色以上に色が変わったタイミング(自分の時は2380くらいだったかな?)から粘着される機会は明確に増えたのか。
意外!何故か粘着される機会は減ったのだ!
…ほんとよ?
青色になってから半年弱、戦闘数にして3000戦以上してきたのだが、明確にXVM粘着されたと認識した回数はたったの1回だったのだ。イキりバッジもつけているにもかかわらずである。
それまで明確に回数を数えていた訳ではなかったのでどれだけ減ったという明確なデータは出せないが、間違いなく緑の時よりも減っていた。お陰でめっちゃ快適に遊べている
また、最近アノニマイザーが実装されてそれも少し使ってみたが、自走に狙われる回数そのものは大して変わっていないようにも感じた。
次の項で言及するXVMを入れる利点とハカリにかけ、そっちのほうが有益と判断したのでそれ以降アノニマイザーは使っていない。
自分が変わった可能性として、「乗る車両の傾向が変わった」「自走に狙われ始めてからの動きが変わり、ヘイトを分散できるようになっていた」というものがあるが、前者は寧ろ殴り合う戦車に乗ることが増えていたし、後者はあるかもしれないがそれにしても効果が歴然すぎる。てか明確にどうしていたとか経験から説明がつかないのでヘイト分散できてても無意識にやってる
これらのことから、「最近は色見て永遠に粘着してくる奴って減ってるのでは?」という結論に至った。
なので粘着されているとしたら腕を警戒されている訳ではなく「狙いやすいから」「強車両だから」「何も考えてない」という理由になる。
これに関しては賛否両論滅茶苦茶あると思うのでどう思うかは各々にお任せしやす
3 . XVMの有効活用法
ご存じの通り、XVMはプレイヤーの腕前の表示・UIの改良などが出来るmodである。おそらく最も多くのプレイヤーが使用しているmodの一つではなかろうか。
入れる/入れないにしても理由は色々と見受けられる。その中での自分の持論を幾つか言ってみたいと思う。
まず最初に、自分はXVMを是非入れるべきであると主張する。
先んじて超おおまかに理由を言うと「有益なUI・機能を追加できる」「入れることによる不都合が無く、利点が非常に多い」ことを挙げる。後者については特に強調したいので、先に主張したい。
だが色見て粘着したい自走乗りは絶対に許されねぇからな
3-1-1 味方の色の利用法
XVMを入れない人が上げるこのmodの欠点は殆どの場合一つで、「開幕から敵味方の色を見て大体の勝敗がわかってしまう」ことである。
別の理由として「PCスペックの問題で入れられない」人は流石に仕方がない。
「バニラにこだわっている」人はよくわからんけどまぁ気持ちは理解できなくもない
「味方の色が悪いと萎えるから入れない」とかそういう話はよく耳にする。が。悪いけどはっきり言わせてほしい。
開幕に味方の色が悪くてもわかる事は全くない。
(ここでの「色が悪い」は赤~橙の人のこととする)
開幕で見るべきは良い色(ここでは青~紫)のプレイヤーだ。
敵に良い色のプレイヤーが居たら「こいつ色良いから警戒しよう、会ったら丁寧にいこう」という心構えができる。
味方にいい色のプレイヤーがいれば「こいつは中々上手くやってくれるだろう」と、その人がどこへ行こうが一定の戦果は信頼できる。(ユニカムでも稼げない時はあるのでショボチンしてたらそれはもう仕方ない)
だが開幕の時点で「こいつ下手だな」って思った所でマジで何にもならないのだ。
色がどうであれ、明確に判断基準に加えられるのは「自分の付近に居る味方」のみ。近所に居る味方がどれだけ下手だろうが有効活用すれば不利益になる事は絶対に無い。
(下手な人が生み出す不利益として射線妨害や車体ゴリゴリといった故意でない妨害があるが、故意でなければこちらから対策すれば二度と妨害されない。故意はもう知らん)
分かりやすい例として、自分の代わりに弾を受けてくれる味方は、どれだけ下手だろうが自分のチャンスを作ってくれる。
例え一方的にダメージを取られたとしても、別の人がダメージをノーリスクで取るきっかけになれば、それだけで無意味が有意義に変わるのだ。
他にも、狙撃ポジで芋ってる奴はダメージを取ってくれるかはさておき当ててくれれば抑止力になりうる。撃てない場所で芋っていても、そこまで敵を意図的に引き込めれば利用できる。
要は味方の利用の仕方である。普通の判断に加え、味方の色を把握することによって自分の動きをどうするか、といったプランを練る上での参考点はかなり増える。自身の動きの選択肢は多いに越したことはないのだ。
こういう理由から、開幕で味方の色を意識したところで意味はないし、むしろそれによりモチベを下げる方が不利益と言える。
負けるときは負けるし、勝てるときは勝てる。自分はどちらだろうが付近の情報から手札を増やし、その中でベストを尽くせれば良いと思っている。そうすりゃキャリーして勝っていける回数は増える。
見て萎えるような条件から利益を見出すのがキモなのだ。
3-1-2 敵の色の利用法
こっちのほうがわかりやすい。寧ろ味方の色よりこっちを見ろ。
先ほど少し言及したが、こちらは開幕で要注意なプレイヤーに目星をつけられるため確認する意義は非常に大きい。そいつが自分の居る戦線に居るか居ないか、だけでも判断基準として参考の余地がある。
(以下、車種を問わず殴り合う段階での話になります)
(主にHT・MTの間での話ではあるものの、TD・LTにも言えることなので是非熟読をば)
さて初動以降、前線についたときに「自分の目の前に居る敵がどんな色をしているか」を確認する。
これが敵に殴り勝ち、試合自体をキャリーしていく確率を大きく引き上げる。
味方の色を見るほうは考える情報量が多くなる反面、敵の色を見るほうは極めてルーティン化しやすい。
まず、「自分を基準にして相手の腕がどうか」を見る。これを見ている人がどれ程の色をしているかはわからないが、敵の色に対しての自分なりの対処法を細分化してみたので是非確認してみてほしい。
注:ここでの”自分の直近”は"WoTLabsの直近WN8の色"です。
ですが敵の色表示はXVM基準のものなのでそこを混同しないようにしましょう
〇敵の色が赤色・橙色だった場合
・自分の直近が赤色・橙色(650未満)の場合
→自分と似たような色。とりあえず"与1:被1"でダメージ交換出来るようにする。
相手は上手くないのでスキも多い。しっかり狙って抜いていくべし。
・自分の直近が黄色・黄緑(1200未満)の場合
→自分より下手なので焦って撃ってくれたり、何かとガバかったりする。
与2:被1でダメージ交換するのを目標に殴り合いたい。
後々で残した耐久が活きてくる。
・自分の直近が緑色(1200~1599)以上の場合
→可能な限り素早く、かつ最小限の被弾で殴り殺して差し上げろ。
上手い人がこういう敵を有効利用すると面倒なので削れる機会は逃すな。
装甲のある車両ならガンガン弾けるので強気にいける。
〇敵の色が黄色だった場合
・自分の直近が赤色・橙色(650未満)の場合
→敵は自分よりも上手い。スキが減ってくる上にこちらをちゃんと抜いてくる。
付近の敵・味方のカバーが入るかを確認して撃ち合おう。
無駄に撃って敵にチャンスを与えないように。
・自分の直近が黄色・黄緑(1200未満)の場合
→自分と腕が似通っているのでどんな事が出来るかは大体わかるハズ。
与1:被0のダメージの押し付けを意識して、逆にそれをされないよう気を付けるべし。
・自分の直近が緑色・水色(2000未満)の場合
→弾かれる/外すことを可能な限り減らし、敵にチャンスを与えず与1:被0の押し付けの回数を増やす。
まだ敵はガバいが、当たり前のことはしっかりしてくるので要注意。
まだ装甲のある車両だと簡単に弾けるので発砲を誘っていけ。
・自分の直近が青色(2000~2449)以上の場合
→基礎的な動きはこなしてくるのでナメるとダメを貰う。
だが基本通り自分の強みを押し付けて行けば割とチョロいことも多いので勝てる。
与3:被0~1がペースとしては良い。
また芋率が高くなってくるので、見えていない敵に油断しないよう。
〇敵の色が緑色だった場合
・自分の色が赤色・橙色(650未満)の場合
→敵は中々上手く、好機を殆ど逃してこない。
特に周りの味方を見て、そいつにダメージを入れられなさそうなら無理はしない。
敵が強気に出て来るのであれば命を優先し、無駄な消耗を避けよう。
でも芋は論外なので勘違いなきように。
・自分の色が黄色・黄緑(1200未満)の場合
→自分の選択肢にある事はほぼ全部完璧に出来る相手だと思っていい。
またこちらの手の内も把握してくるので、しっかり絞り、削っていくことが大事。
相手は与1:被1交換を嫌がるので、来たら一発は入れたるで!という気持ちでいこう。
小技や罠を仕掛けてくるので、撃ったからといって釣られすぎないように。
・自分の色が緑色~青色(2450未満)の場合
→抜きつ抜かれつといった構図になりやすいので一番殴り合いが楽しい相手。
こちらの小技に引っ掛けさせ、敵の小技に乗らない読み合いでの勝利を大事にする。
多くのTierで敵はチームの中でも上手い部類に入ってくるので、早めかつ一方的に倒せれば優位になる。
・自分の色が紫色(2450~2899)以上の場合
→敵が小技をかけようとした時にそれに乗らないのは勿論、油断したスキに正面からそれを叩き潰していけば優位を取れる。
敵の車両の強みを封じ、されると困る事を積極的に押し付けていくべし。
殴り合いに限度を感じたら後回しにして周りを削り、敵を孤立させていくと勝ちやすい。
☆重要
〇敵の色が青色・紫色だった場合
・自分の直近が赤色~水色(2000未満)の場合
→敵はユニカムで、乗っている車両の強みを最大限発揮して遺憾なく蹂躙してくる。
とにかく孤立状態で撃ち合おうとすると即死しかねないので、後方の援護も含めて対処すべし。
また状況次第だが、榴弾を投げるとそれを好機と見て突っ込んでくる事がある。
来るときは味方を波に乗せて溶かしに来るので、ダメを叩き返しやすい状況を作れると最善。
・自分の直近が青色(2000~2449)の場合
→まだ単騎で殴り勝つのは難しい。しかし、自分より色が下の相手なら撃ち合いの勝率が安定してきていると思う。
数の差が優位なら押し返せる腕になって来ているので、引き込みを大事にする。
じっと耐え、敵のユニカムが別方面から叩こうと動いたら好機。敵のユニカムが味方を倒しきるより早く他の敵を殴り殺せれば、勝利にぐっと近づく。
これは敵を溶かす嗅覚によるテクの一つで、これの意識の差でだいぶ変わるハズだ。
ただし大概のユニカムはこれを持っているため、察知して戻られたり、先に味方を溶かされたり、単騎の殴り合いに持ち込まれる可能性も高い。こうなると厳しくなる。
・自分の直近が紫~濃紫なりたて(2450~3000)の場合
→直近が紫になってもまだ油断はならない。敵は総合戦績でユニカムなのである。
まだ敵の方が自分より上手い可能性は大いにあるため、上記青色の意識を忘れないようにしたい。
また、敵を溶かす嗅覚を磨いて成功率を高め、「孤立してる敵を味方を引き連れてぶち殺す」「溶かせる敵を素早く最大効率で殺す」という意識を高めていきたい。
ここまでくると敵ユニカムとの殴る速度の競争である。
・自分の直近が3000以上の場合
敵ユニカムより早く他の敵を殺せ。
または早急に敵ユニカムを殴り殺せ。
……とまぁこんな感じで、自分の腕と敵の腕の対比によりある程度は意識を分ける事ができる。ゆえに敵の色を把握することは非常に重要なのである。
3-2 有益な機能・UI
ここまで色による利点を説いたうえで、なおも色を見たくないのであれば、オンラインでのアクティベートをしないでXVM本体のみを導入することを勧める。
XVMの導入により戦闘中は「被ダメ・与ダメの詳細なログ」「敵のスポット状況」を確認することができる。
これは非常に便利な拡張機能で、前者はそこまで戦績に関与しないが、後者は「一発でだれが見えてて誰が見えてないかがわかる」という、判断速度に直結する機能になる。
また、戦績画面で車両別のダメージ・キルの色(xTE)を確認できるのも大きい。
この色は一つの目安になるので是非とも活用したい。
そんなわけで、「如何にXVMからキャリーするための有益な情報が大量に得られるか」がお分かりいただけただろうか。
もしここに「下手でも楽しければいいのだ!」と思っている人が居るのなら、それもいいが、上手くなればゲームも楽しくなると思うので、上達を目標にしてみるのも面白いのではなかろうかと提言させていただく。
4 . 勝率を上げるにはどうすれば良いか?
何を練習すれば良いか?
ここまで死ぬほど長々とやってきて論文を書いてる気分になってるが、やっと最後の項。もう少しお付き合いをば。
ここからは「何をすれば勝てるか?」「何を練習したら上手くなれるか?」という事を少し書きたい。
ただレート別何が必要かを言うとまた長くなるので、こちらのブログを貼らせていただく。
https://yasu-wot.com/2017/07/25/post-181/
https://yasu-wot.com/2017/08/17/post-248/
ICPDクランの指揮官(だった人)が書いた記事で、自身の直近WN8ごとに何を意識するといいかが非常に正確に書かれている。実際この記事は滅茶苦茶参考にしてた。
これは先にお目通り頂いてもいいし、読み進めてもらっても構わない。
ここまでを読めばすでに察しはついているだろうが、
「WN8を意識してダメージ・キルを取れば勝てる」
というのが私の持論である。
このゲームはHPが不可逆的なリソースであり、序盤・中盤でしっかりダメージを取れていれば、敵を逃したとしてもHPを削った分プレッシャーを与えられる。
序盤の撃破や一方的なダメージの押し付けが重要なのはそういう事で、何よりも「自分の手でダメージを取る」ことが非常に大切なのだ。
自分の手でダメを取らず勝つ方法として、軽戦車で味方にダメージを取ってもらう、要するにアシストで勝利に引っ張っていくという手法がある。
ただしそれで勝つには、能動的な"攻めの偵察"を知る必要があり、これは受動的な"受けの偵察"よりも遥かに難しい。
"受けの偵察"は引き分けを作りやすく、敵に全てを依存するため、それだけで勝とうとするのは中々に厳しい。ゆえに自分から戦況を動かせる"攻めの偵察"が必要なのだが…
…軽戦車は一度失敗してHPを失うと再チャレンジが難しくなるので、リスキーであると同時に難易度も高い。これを極めてる人は本当に尊敬する。
装輪車はコレがやりやすいが、それでも状況の見極めはだいぶシビア。
故に、「ダメージ取るのが下手だからアシストで勝ちに行く!」と思っている人にはそっちの方が茨の道であることを念押しさせていただく。
(でもそれでやってきて6割勝ててるよ!って人もいるので、すでに極めてる人はマジですごい)
(ただ「今から偵察極めて勝ちに持ってくぞ!」って人にはオススメしないよって事です)
少しダメージ取る所から話が逸れたので戻ろう。
では今度は「ダメを取るために何を練習すればいいか?」である。
ダメージ取るだけなら駆逐戦車がいいが、一般的な奴は初動が受け身になりがちなのでキャリーするのは少し難しい。
重駆逐もかなり人を選ぶ。かといっていきなりLTでコンスタントにダメージ出すのもむずい。
では何に乗るか。
答えは
「長所がわかりやすい重戦車に乗れ」
だと思う。
重戦車はダメージディーラーとして優秀で、仕事内容が非常にわかりやすい。
そして、コレで培われる「弾く技術」や「弱点を抜く技術」「局地的な押し引きの判断」などは、殆ど全てのMT・TDに流用可能なのである。
そこからMTに乗り始め、足回りを活かすダメージの取り方や戦術を学べば、LTでダメージを取る技術にも変換できる。
そう、HTは仕事や使える技術が限られるが、限られた狭い範囲の技術の差で勝敗を決めることができる車両なのだ。
長所がわかりやすいと理解も早い。だから尖った性能のHTに乗ることを勧める。
しかもそのノウハウは別車種にも適用できる。このノウハウの転用を色々な所で試すことで、上手く扱える車種が増え、総合的な腕も上がっていく。
技術が増えるごとに、与ダメも増えていく。
すると勝率は自然に上がっていく。
さぁ、あとは持っている車両をもっと上手く使えるように研究していこう。
HT・MTに関しては上記したXVMの有効活用法を使い始めるだけでも変わるだろう。
それ以外にも、上手い人と組んでみて知見を得たり、動画を見てポジを学んだり。
そうすることで勝率は勝手に上がっていくのだ。
という訳で以上、ユニカムになってこれまでを振り返ってみて認識した事柄でした。
結局はゲームなので楽しむことを忘れてはいけませんが、それでも上手いことは損ではありません。
もっと言える話はあるので、聞きたけりゃ個チャで小隊投げてくださっても構いません。自分のノウハウが皆の勝率に繋がれば幸いです。
以上ここまで10000文字、長文失礼しました。